千本本陣の歴史についてのページです

千本本陣 郵便番号679-4346 兵庫県たつの市新宮町千本1824   電話0791-75-5700

営業時間11:00~14:30(ラストオーダー14:00)   定休日 火曜日・水曜日・木曜日

文化財

ここは姫路から鳥取への往来、因幡・出雲街道の宿場町、千本宿でした。昔、後醍醐天皇もこの道を通って隠岐へ流されていきました。伊能忠敬も歩いた道、この千本宿では大庄屋 内海家が本陣でした。


本陣とは参勤交代の時、大名が泊まるための宿です。

今でも松平不昧、西園寺公望等、多くの宿札が保存されています。


  本陣の母屋等は国の文化財として登録されています。ゆったりとした時の流れの中で、食事をしながら千本本陣の歴史を感じてみてはいかがでしょうか。庭は年中、色とりどり花や様々な果物でいっぱいです。

因幡・出雲街道の宿場

江戸時代、山陽道(姫路)から分岐し新宮を経由して山陰地方へゆく道をこの辺りでは因幡街道と呼んでいますが、正確には因伯雲作往還といいます。ここ千本はこの街道の宿駅として栄え、馬25匹が伝馬役として常置されていました。また、当宿駅には大名や幕府の役人が宿泊したり休憩する本陣もあり、鳥取・松江・津山藩等の大名や参勤交代の時に利用していました。


 

千本本陣とは

千本宿の本陣であった内海家には今も当時の建物(卸入間等は温存してない)が残っており、大名の宿札や貴重な古文書も多数所蔵されています。当本陣の敷地面積は約4,200㎡です。

 

 なお、当本陣には文化10年(1813)に日本全土を測量した伊能忠敬が宿泊し、慶応4年(1868)には西園寺公望を総督とする山陰道鎮撫使の一行(約1000人)が宿泊しています。